北欧家具職人の資格試験
北欧家具職人になる為の、資格試験にはいくつかの条件がありますが、まず、学生もしくは、家具屋で、数年にわたり、家具を作って来た実績が必要であり、そして、試験は筆記試験と実務試験があります。
筆記試験は、北欧家具に携わって来た人物ならば、少し勉強すれば出来るレベルだそうですが、実務試験はそうはいきません。
試験にだされる家具は5点満点中の3点以上をとれば、合格と少し甘めに設定されていますが、つくる基準があり、「家具の設計図」、「扉」、「引き出し」、「鍵」、「蝶番」、「塗装処理」、「手加工の蟻組み」、「突き板を使った合板制作」、の全てを満たした家具でなければ、採点の対象にもなりません。
しかし、作る家具はオリジナルでも既存の物でも構わないので、その辺りから考えれば、しっかりと、家具作りを学んできた人物ならば、受かる事も難しくないと言えるのかもしれません。
北欧家具職人の試験の流れ
北欧家具の商売が盛んなスウェーデンでは、北欧家具の職人資格を持っていなくとも、職人として働く事が出来ますので、無理に職人試験を受ける必要はないとも言えますが、スウェーデンと同じく、北欧家具の商売が盛んなドイツでは、北欧家具の職人資格をもっていなければ職人として働けませんので、如何に優れた技術を持っていたとしても、資格をもっていなければ、ドイツでは宝の持ち腐れになってしまうのです。
ですから、ドイツ人からすれば、職人試験は、命がけとも言えるのです。
試験を受ける為には、実務経験が必要であり、その上で、試験の基準を満たした家具を作らなければいけません。
その為に、まず、どの様な家具を作るか図面に起こし、試験管に判定してもらうのですが、この時に、図面の採点と共に、家具製作にかけれる、期限も支持されます。
この期間は、試験管が決めるものですので、受験者側がその時間じゃ制作が難しいと言った所で、通りませんし、実力不足の烙印を押されていまうでしょう。
試験管の指定した期間内に北欧家具を作り上げ、その上で採点基準を満たしていれば晴れて、北欧家具の職人採用試験が合格になるのです。
しかし、職人試験はここまでですが、マイスター資格と言うものもあり、ドイツでは、マイスター資格をもっていなければ、自分の店を出店する事が出来ないので、自分の店の出店を目指しているならば、また何年後かに、さらに厳しいマイスター試験を受けなければならないのです。